2014年09月26日
Mysterious Message
先日、スカイプ友達のKさんと朝からおしゃべり
K: あっ、そうだ!この間から言ってた面白い話。聞く時間ある?
M: もちろん!それを聞きたかった!!ははは
と、始まった彼女の話によると・・・・
「アドリアン」というのは、彼女が今日本語を教えながらフランス語を教えてもらっている
フランスの青年らしい。
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K: アドリアンがね、この間、本を貸してくれたの。
彼の友達が、何気なく入ったフランスの古本屋で、棚の上に無造作に置かれた本をみつけて
不思議に思って手に取ったら、
何と1924年に出版されたジュール・ベルニュの小説だった
海底2万里や15少年漂流記を書いた作家。
店主のところへ持っていくと
「ああ、又不思議な事もあるものだ」と言うようなことを言われたんだって。
その友達は何かの縁だと思って、買って帰って 家でその本を開いてみたら・・・・
なかに本と同じくらい古いメモが挟んであったって。
そのメモは茶色く変色してて、ところどころ穴があいてる
えーーーっ
1924年
今から90年前
話を聞いてるだけでなんかわくわくしてきました。
K: そして、そのメモに書かれてたことが又すごいんだよ。まるでそのメモ自体が詩なの
その日の夜、別のフランスの友達にもう一度、訳してもらった
それからそれを又私が日本語らしく訳しなおした
もはや 私は閉ざしていた記憶から 解(と)き放(はな)された。
しかし だれが 私を信じるだろう?
話の結末を だれが 受け入れるだろう?
時間は 砂時計の 砂のように 私の血の中を 流れて行った。
私の体は乾いて、もう死んでいる。
友よ、君がこれらの言葉を見つける時、
私はもう私の魂をうばった海の深みの中で 漂う影でしか ないだろう。
秘密(ひみつ)の最後の守り人
T.R.K
K: ねっ、すごいと思わない?まるでミステリー小説みたい
フランスの友達が言うには、これは何枚かある手紙のうち、最後の一枚だろうって
ほんとに不思議な巡り合わせだよね
私たちはあれこれと思い巡らし、すごい、すごいを連発しながら
勝手に想像しておしゃべりした後、
K: 私も今度古本屋に本を売るときは、メモを挟んどこうかなと。ははは!
M: ははは、できるなら 100年後くらいに発見されたい
K: そうそう。でも、本との出会いはいくら考えても、不思議!
M: そして、フランス語を学ばなければ、決して知ることがなかったことだからねぇ
K: そうだよねえ。 ありがたいことです。
M: そしてわたしも ついでにこれを知った!!ありがたいことです!
K: ははは
おりしも、昨日のニュースは宮沢賢治の書簡が発見されたことを伝えていました。
最近はメールの普及で手紙や葉書を書くことがめっきり少なくなりました。
ちょっとしたメモや覚書もパソコンやスマホのなか・・・・
自分たち自身でさえどこへいったかわからなくなるのに、
ましてや、100年近い時を越えて誰かの目に触れるなんて!
これは、世紀の大発見かも知れませんよ
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K: あっ、そうだ!この間から言ってた面白い話。聞く時間ある?
M: もちろん!それを聞きたかった!!ははは
と、始まった彼女の話によると・・・・
「アドリアン」というのは、彼女が今日本語を教えながらフランス語を教えてもらっている
フランスの青年らしい。
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K: アドリアンがね、この間、本を貸してくれたの。
彼の友達が、何気なく入ったフランスの古本屋で、棚の上に無造作に置かれた本をみつけて
不思議に思って手に取ったら、
何と1924年に出版されたジュール・ベルニュの小説だった
海底2万里や15少年漂流記を書いた作家。
店主のところへ持っていくと
「ああ、又不思議な事もあるものだ」と言うようなことを言われたんだって。
その友達は何かの縁だと思って、買って帰って 家でその本を開いてみたら・・・・
なかに本と同じくらい古いメモが挟んであったって。
そのメモは茶色く変色してて、ところどころ穴があいてる
えーーーっ
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1924年
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話を聞いてるだけでなんかわくわくしてきました。
K: そして、そのメモに書かれてたことが又すごいんだよ。まるでそのメモ自体が詩なの
その日の夜、別のフランスの友達にもう一度、訳してもらった
それからそれを又私が日本語らしく訳しなおした
もはや 私は閉ざしていた記憶から 解(と)き放(はな)された。
しかし だれが 私を信じるだろう?
話の結末を だれが 受け入れるだろう?
時間は 砂時計の 砂のように 私の血の中を 流れて行った。
私の体は乾いて、もう死んでいる。
友よ、君がこれらの言葉を見つける時、
私はもう私の魂をうばった海の深みの中で 漂う影でしか ないだろう。
秘密(ひみつ)の最後の守り人
T.R.K
K: ねっ、すごいと思わない?まるでミステリー小説みたい
フランスの友達が言うには、これは何枚かある手紙のうち、最後の一枚だろうって
ほんとに不思議な巡り合わせだよね
私たちはあれこれと思い巡らし、すごい、すごいを連発しながら
勝手に想像しておしゃべりした後、
K: 私も今度古本屋に本を売るときは、メモを挟んどこうかなと。ははは!
M: ははは、できるなら 100年後くらいに発見されたい
K: そうそう。でも、本との出会いはいくら考えても、不思議!
M: そして、フランス語を学ばなければ、決して知ることがなかったことだからねぇ
K: そうだよねえ。 ありがたいことです。
M: そしてわたしも ついでにこれを知った!!ありがたいことです!
K: ははは
おりしも、昨日のニュースは宮沢賢治の書簡が発見されたことを伝えていました。
最近はメールの普及で手紙や葉書を書くことがめっきり少なくなりました。
ちょっとしたメモや覚書もパソコンやスマホのなか・・・・
自分たち自身でさえどこへいったかわからなくなるのに、
ましてや、100年近い時を越えて誰かの目に触れるなんて!
これは、世紀の大発見かも知れませんよ
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Posted by Let's study together at 22:40│Comments(0)