2016年06月04日

真田太平記 五

歴史などほとんど興味を持つことなかったのですが、
第5巻まで読み進みました。

真田太平記 五

ひどく傷を負い、「もう、死んでしまいたい」という女忍びを必死に看病する老齢の忍びが、
語りかけます。

「・・・・人という人は、自分のためのみに生くるのではないぞ。
己の無事を願い、おのれのためにつくしてくれる他の人びとのために生きねばならぬ。
生きぬかねばならぬ。これが人というものじゃ。・・・・わかるか、このことが・・・・」


あーーー、この言葉を、この前読んだ「me before you」の主人公ルーの口から、
自死を選択したウィルに伝えてほしかったなぁ・・・

時代も背景も全く違うふたつの物語を同時に読み進めながら、
どうしようもないことを何度も何度も思い出しては考えてしまいます。


Posted by Let's study together at 23:58│Comments(0)
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